分科会とは?
口頭による研究発表の場

分科会では講演者が自身の研究内容を夏の学校の参加者に口頭で発表します。

講演者には自身の研究を広く紹介する機会を、 聴講者には興味のある分野に関連した研究を知る機会を提供します。

分科会は大きな分野ごとに別れて行いますが、 聴講者の専門分野は広範囲にまたがっており、 学会や研究会での専門性の高い討論とは異なる視点から議論できます。

特徴

講演者には、大きな分野に分かれることで最低限の知識を共有しつつ、 幅広い分野の研究者から意見を聞けるメリットがあります。

単に自分の研究を知ってもらうだけでなく、 参加者との議論を通して研究へのフィードバックもあるはずです。

聴講者にとっては、 普段は聞くことの少ない自分の専門から少し離れた分野の研究について聞くことが、 自身の研究に良い刺激になるでしょう。

特別講演

今回から新たに招待講演を設け、 精力的に研究を行っている同世代の研究者(院生・ポスドク)に研究を紹介してもらいます。


招待講演者リスト

○分科会1
●松枝 宏明さん ( 東北大学大学院理学研究科 )
『強相関電子系の巨大高速光学応答—動的密度行列繰り込み群法による理論的研究—』 <アブストラクト>(PDF)
●三本 啓輔さん ( 新潟大学大学院自然科学研究科 )
『Bドープダイヤモンドの電子状態』<アブストラクト>(PDF)

○分科会2
●山田 泰裕さん ( 京都大学大学院理学研究科 )
『酸化物の光誘起誘電効果』 <アブストラクト>(PDF)
●毛利 真一郎さん ( 京都大学大学院理学研究科 )
『スピンクロスオーバー錯体における光誘起相の生成・緩和ダイナミクス』 <アブストラクト>(PDF)

○分科会3
●大平 賢司さん ( 東京大学理学系研究科 [物性研] )
『ゲル化と不可逆凝集の物理』 <アブストラクト>(PDF)
●工藤 和恵さん ( 大阪市立大学工学系研究科 )
『量子XXZスピン鎖における準位統計と動的安定性』 <アブストラクト>(PDF)

若手参加者の目標となるような質の高い講演と、 講演者と聴講者の双方にとって有意義な議論を目指します。

このページのトップへ戻る

発表に関して
発表するには

講演を希望する場合は、夏の学校への参加登録時に分科会の発表を申し込みます。

申し込み時には、発表の仮タイトルと研究分野を入力する必要があります。

また、発表者の方には講演のアブストラクトを作成していただきます。

アブストラクト作成から提出までの流れ

1. アブストラクトのテンプレートを用意しています。 (ダウンロードはこちらから)

2. テンプレートを参考にアブストラクトを作成してください。
  ● A4用紙1枚に収める
  ● モノクロ印刷仕様にする
ことを守って作成してください。

3. 作成したアブストラクトはメールにて準備局員宛に送ってください。 (ss2006@issp.u-tokyo.ac.jp) 分科会のアブストラクトであることがわかるように、 メールのタイトルに「分科会アブストラクト」と書いてください。

アブストラクト提出締め切り

提出締め切りは7月7日(金)です。
印刷の都合上、期限を過ぎるとアブストラクト集に掲載できない可能性があります。

発表形式

分野ごとにいくつかの会場に分かれて講演を行います。 講演にはプロジェクターを利用することができます。 ただし、プロジェクターに接続するパソコンは各自で準備してください。 一般講演の発表時間は、発表20分,質疑10分です。

このページのトップへ戻る

その他の注意点

ポスターセッションと分科会の両方に参加し、 異なった研究内容を発表することも可能です。

このページのトップへ戻る

Copyright (C) 第51回物性若手夏の学校準備局
ss2006@issp.u-tokyo.ac.jp
Condensed Matter Phys. Summer School "BusseiWakate" since 1956
HTML Designed by You Iida