54回 物性若手夏の学校 2009 トップはじめにプログラム会場案内参加費用各種データ協賛・後援スタッフ紹介

スタッフ募集


物性若手夏の学校に、スタッフとして参加してみませんか?


物性若手夏の学校では、次世代の夏の学校運営を担うスタッフを募集しています。 このページではスタッフ募集の告知およびスタッフ仕事内容の紹介をさせていただきます。



いつ募集してるの?

開催前および当日です。 新スタッフ決定は8/23日(三日目)懇親会の時間に行われます。 もしスタッフについて尋ねたいことがありましたら、 toyoda.a.ab-info@m.titech.ac.jp までメールでお問い合わせください。 また、本番中はまわりのスタッフに気軽に声をかけていただければ喜んで対応いたします。



スタッフ仕事内容

スタッフ役職は大きく分けて
  1, 準備局員 (〜16人)
  2, 世話人 (〜16人)
  の2つです。

1, 準備局員
  物性若手夏の学校準備局員とは、営業マンであり、大道具さんであり、オーガナイザーであります。 夏の学校の学術的価値、社会的価値を研究所や企業に訴えて援助をいただいたり、 先生方や参加者方の講演予稿をまとめたり、 夏の学校の存在をウェブサイトや雑誌などでアピールしていくことは毎年の運営に欠かせません。 また開催会場についても、会場の方や備品の業者と打ち合わせを行い、 当日イベントが滞りなく進むように入念な準備を行わねばなりません。 こうした仕事を執り行なうのが準備局員です。

このような仕事は普通の大学院生生活では絶対に体験できないはずです。 学生運営のもと、このようなことを成し遂げるのは大変ですが、その分やりがいと達成感は計り知れません。 将来研究の道に進む人にとっても、就職する人にとっても、かけがえのない経験となること請け合いです。


2, 世話人
  世話人には、あなたの気になる先生や、「夏の学校にはこの方が必要だ」という先生方を 「夏の学校」の名のもと招聘していただくことになります。 自分の属する分野の若手トップランナーに講演をしていただいたり、 大きな仕事を成し遂げた大先輩に院レベルの講義をしていただいたりすることが出来ます。 やる気次第ではノーベル賞受賞者などの大、大先輩をお招きして特別講義を開くことも出来るでしょう。

先生方と直接やり取りする責任重大な仕事ですが、それを補って余りある楽しみのある役職です。 夏学をよりよい学問の場にするためには、世話人の皆さんのご協力が必須です。


両者の共通点として強調しておきたいのはその「やりがい」です。 長い歴史を持つ夏の学校の運営に参加することで、 連綿と続く日本の物性物理の系譜にあなたの1ページを刻んでみませんか?


以降では、各役職について、その仕事内容を紹介します。



仕事紹介

まず、役職名と仕事内容を一言でざっと紹介いたします。

「準備局員」

   「世話人」

以上   

気になる役職はありましたか? 続いて、各役職の仕事詳細について、現職スタッフ自身による紹介です。 ちょっと長いですが、ぜひお読み下さい。


・校長
 「原則を示すこと」

これが校長の仕事です。対外的には、研究所などへ行き「今年の夏学のウリ」をアピールしたり各種挨拶文を書いたり、準備局内部では、「これをしたい」「ここは譲れない」という一線を示し議論を制御する。そうした活動の中で、この人が考えていることが自然とその年の夏学のカラーとなって現れてくる、そういう役回りの人です。自分の問題意識が1年で具現化されていくのはなかなか楽しいですよ。

・副校長
 副校長の仕事に決まったものはありません!校長のサポートや議論全体が円滑に進むように促したりなどその場に応じて活動することが多いです。準備局員間の横の繋がりを支えるポジションであり、常に周りに目を配っています。

・会計
 夏学のお財布の管理をします。夏学のほとんど全ての役職と関わり、お金の扱いに対する絶対的な権限をもっています。会計がダメっていった日には、校長だって文句言えません!

・庶務
 その年ならではの新企画をやるときは、大抵この人が陣頭指揮を執ります。実は夏学スタッフの中で一番自己表現できるポジションかも知れません。プロパーな仕事は学会でのミーティングの申請と各種親睦会のセッティングですが、色々な仕事のサポートに回ることも多い「何でも屋」でもあります。

・会場
 夏学における全ての企画が各企画担当が思い描いたとおりに、かつ、円滑に実行できるように会場と連絡を取り合う役割を担っています。また、講演者、参加者の来場をサポートする送迎バスについても会場・バス会社と打ち合わせたりなどもします、夏学生活全体を快適にする仕事といえます。裏方ですが、夏学において関わっていないことはほとんどないといってよい役職です。

・協賛
 物性若手夏の学校の運営金の多くは、その趣旨に賛同いただいた企業により担われています。協賛のお仕事は、主に企業相手の協賛活動を指揮することです。 協賛活動では、様々な企業にアプローチし、ナツガクテキストやウェブサイトへの広告掲載、寄付等をお願いします。ナツガクを売り込む企業を下調べしたり、きちんとした様式に基づいた社会に通用する書類を作成したり、企業の予算作成の時期にあわせて活動予定を組んだりなど、普通の学生生活では体験できない変わった経験ができます。また、スタッフ全員の協力を必要とする仕事なので、全体の忙しさの推移を見ながら仕事を割り振っていくことも必要です。外部とのお金のやり取りに関係する仕事なので気を使うことも多いですが、私達協賛担当(第54回は協賛2人体制でした)は、この協賛活動を通じてちょっと社会勉強することができた、と感じています。

・サーバー
 夏学のサーバーを立ち上げることと、議論用メーリングリストを作成することが主な仕事です。パソコンに詳しくなくても大丈夫&パソコンに少し強くなれます。地味な仕事が多いですが、夏学を裏から支える重要な役職です。問い合わせの窓口でもあるので、参加者と直接メールのやりとりができるのもこの仕事の魅力です。

・広報
 物性若手夏の学校を世に広く知らしめることが仕事です。広報の仕事ぶりによって夏学の参加人数が変わる!かもしれません。一番大きな仕事は夏学ウェブサイトの作成です。常に参加者の視点を考えているため、参加者との距離が非常に近く、やりがいのある役職だと思います。

・印刷
 ポスターやテキスト、配布物に関するまで全ての印刷物を取り扱う役職です。印刷業者と夏学とを結ぶ大事なパイプラインであり、入稿から参加者の元へ届くまでの過程を行います。

・備品
 講義やサブゼミなどの係りから、要求の出された備品を滞りなく準備する係りで裏方です。レンタル業者とかけあったり、荷物の搬入作業のコーディネートをするので、社会に出て役にたつかもですよ。

・グループセミナー
 夏学の人気企画でもあるグループセミナーの企画運営を行います。今年のように例年と違う分野横断型という企画を立ち上げるのもありです。グループ分けやチューターの選出を行い、各グループのチューターさんと一緒にグループセミナーを作り上げていく仕事です。

・ポスターセッション
 ポスターセッションの運営を行います。夏学のポスターセッションは、修士1年の参加者が非常に多く「夏学で初めて発表した!」という人が毎年数多くいます。彼らの初舞台をプロデュースするのがポスターセッションの役職です。主には会場決定やアブスト回収、ポスター賞の表彰などを行います。

・講義・サブゼミ
 夏学のメインイベント担当する役職です。はっきり言ってこれがなければ夏学は成り立ちません。それくらい重要な仕事です。仕事内容は会場決定や世話人のまとめ役、講義・サブゼミに関わること全般です。世話人を統べ、夏学の良し悪しはその手腕にかかっています。

・分科会

『"ナツガクオリジナル"を作ってみませんか?』

 分科会には3つの特徴があります
      ・講義・サブゼミのように、招待講演者を招聘する。
      ・ポスターセッションのように、参加者を募り企画を実行する。
      ・第49回から行われた企画であるため、自分たちの力でよりよい企画に昇華できる。

 "なんかやってやろう"と思う方は、是非!チャレンジしてみてください。

・講義世話人
 講義は第一回から綿々と続く名実共に物性若手夏の学校で最も重要なイベントです。 歴代講師陣に驚かれる方もいるかもしれませんが、こういった先生方に対する直接交渉・決定後の諸連絡・調整を行うのが講義世話人の仕事です。世話人の中でも講義世話人は、「講義は一番時間が長い」という点に面白みがあります。自分が興味を持っているテーマの最先端で活躍する先生を招待し、じっくりと進めていただく講義は、そのテーマの専門外の人にとっても基礎から学ぶきっかけになりますし、自らを含めた既習者にとっても体系的に学び直すよい機会になるはずです。また、世話人の腕次第では、講義中の雑談などで先生の個性を引き出してより印象深い講義を演出することも出来るでしょう。

・サブゼミ世話人
 長く専門分野を学んでいくと、先行研究を多く調べていきますのでその分野の先駆者に少なからず出会います。きっとすげー!と感動して、直接お話ししたい!とかいろんな人に聞いてもらいたい!という欲求にかられることもあるはず。 そんな人にお勧めなのが、サブゼミ世話人。 専門外のひとに、内容のマニアック性を問わず、好きな講師を紹介できる機会はまずありません。 また自分の専門分野を多数の研究者に見知ってほしいという意味でも、非常によい機会でしょう。

・分科会世話人
 大きな学会などに参加して、えらい先生のお話を聞くのも楽しいですが、若手で輝いている研究者の方のお話をじっくり聞ける機会というのはなかなかないもの。そんな憧れの先輩研究者に分科会でお話をしていただくように招聘するのが、世話人のお仕事の一つです。また、当日座長さんと一緒に分科会の会場を盛り上げていく役割も担っています。



最後に

はい、ということで皆様、ここまでお疲れ様でした。 以上を読んで「スタッフやってみたい!」「やるかは分からないけど、この仕事気になるなあ」 そう思った皆様、今一度お知らせします。

新スタッフ募集は開催前および当日会場にて行われております。 新スタッフの決定は、3日目懇親会のときに行います。 もしスタッフについて尋ねたいことがありましたら、いつでも toyoda.a.ab-info@m.titech.ac.jp までメールでお問い合わせください。 また、本番中はまわりのスタッフに気軽に声をかけていただければ喜んで対応いたしますので、 ちょっとでも気になることがありましたら、どうぞ声をおかけ下さい。

それでは失礼致します。

第54回物性若手夏の学校校長
明石 遼介


Copyright BusseiWakate since 1956-2008