ナツガクワークショップへようこそ
皆様、ナツガクワークショップ(仮)改め、「ナツガクワークショップ」のページへようこそ。
この企画は、
- 物性物理にまつわる問題について修士、博士の立場から多様な意見を発信し、物性研究分野全体への提言を残すこと
- 夏の学校を通して、新たに出会った人々と親睦を深めること
を目指し企画された参加型ワークショップです。
飲み会談義から問題発信
「どうやったら我々の研究室に有望な新人が集まってくるかな?」
「この分野って、つまるところ何か魅力なのかね?」
「結局、私達の成果が生活に影響するのっていつになるんだろ?」
我々科学者が飲み会などで集まるとき、そこでは様々な研究に関連した話題が繰り広げられます。そうした話題はしばしばその場その場で完結してしまいますが、そのような雑談にこそ、物性物理研究や研究生活をよりよくする為のヒントが多く含まれているのではないでしょうか?
そこで我々は、普段飲み会で話されるような話題と、物性物理研究を取り巻く問題を結びつけるための「ミッション」を用意しました。ナツガクワークショップでは、ナツガク2~4日目を通してチームに分かれてミッションに取り組み、最終成果をナツガクワークショップ形式で発表します。
前半:「座談会」
懇親会の際にチームに分かれ、物性物理や研究生活にまつわる「ミッション」に取り組みます。
実施日時 | :8月22日(夏の学校2日目)21:30〜22:10 (懇親会中) |
実施場所 | :懇親会と同じ |
実施タイムテーブル | :以下の表参照 |
題目 | 詳細 | 所要時間 |
チーム決定 | 懇親会参加者全員をチームに割り振ります | 5分 |
はじめに | ミッションの進め方とミッションの解説を行います | 5分 |
ミッション | 30分 | |
そのまま懇親会続行 | 〜 |
後半:「ナツガクワークショップ」
座談会で親睦を深めつつミッションをクリアした後は、各チームからパネラーを募り、ナツガクワークショップを行います。
各チームには、座談会の「ミッション」の記録を一枚にまとめたスライドを提示しておくので、それを用いて1〜2分の弾丸スピーチを行ってもらいます。
ミッション毎に優秀発表を投票で決め、選ばれたチームには夏学記念品を贈呈します。
実施日時 | :8月24日(夏の学校4日目)16:00〜17:30 |
実施場所 | :懇親会と同じ |
実施タイムテーブル | :以下の表参照 |
題目 | 詳細 | 所要時間 |
ミッション1 | 各チームパネラー発表 | 1〜2分×5チーム |
質疑応答・投票 | 5分 | |
ミッション2 | 各チームパネラー発表 | 1〜2分×5チーム |
質疑応答・投票 | 5分 | |
ミッション3 | 各チームパネラー発表 | 1〜2分×5チーム |
質疑応答・投票 | 5分 | |
ミッション4 | 各チームパネラー発表 | 1〜2分×5チーム |
質疑応答・投票 | 5分 | |
最終講評・投票結果発表 |
最後に
本企画は、第54回夏の学校キャッチフレーズ「ex-broaden your outlook」を体現する企画として、本年度独自に考案したものです。その最大の実施目標は
- 参加者の立場から多様な意見を発信し、物性研究分野全体への提言を残すこと
であり、これは近年の夏学には無かった試みです。こんなことをいうと、非常に敷居が高そうに聞こえますが
- その企画を通して、他の若手研究者と打ち解けられるような企画
- その企画を通して、多くの異なる価値観に触れることができるような企画
- 気軽に参加できる企画
を目指し、レクリエーションを通して気軽に上の目標を達成できるような企画に仕上げましたので、皆様肩の力を抜いて気軽にご参加ください。