第67回 物性若手夏の学校
Condensed Matter Physics Summer School
オンラインでの相互作用。
仲間と凝縮、新たな相転移へ。

グループセミナー

企画概要 少人数のグループ内での研究紹介
対象者 基本的に全員
事前提出物 なし
当日準備物 発表レジュメ

概要

グループセミナー (GS) とは、5人程度の学生が集まって1グループを作り、セミナー形式で自分の研究内容を発表し合う企画です。グループ編成の際のコンセプトは「分野横断」。専門的な話が聞ける分科会とは対照的に、普段なじみのない異分野の研究の基礎的な話(導入的な話)を聴けるという点が特徴です。また、話し手としては、異分野の人にでも分かるように自分の研究を説明することがポイントになります。

GSは、物性物理という広大な学問のなかの多様な分野から学生が集まる物性若手夏の学校だからこそできる企画と言えるでしょう。普段接する機会の少ない他大学・他分野の学生と議論することで、参加者皆さんの世界が広がっていくことを期待しています。

発表について

発表は、基本的に自分自身の研究についてです。専門分野の異なるメンバーでグループを組む(グループ全員の専門が異なるとは限りません)ので、導入的な部分を重視した内容でお願いします。まだ専門分野が決まっていない場合は、現在興味を持って勉強していることや、論文の紹介などでも構いません。自分では「こんなこと誰でも知っているよ」と思うことであっても、専門外の人にとっては新たな発見があったりするものです。専門的か一般的かと言うことにはこだわらず、気軽に参加してください。

1人あたりの所用時間は、発表とその後の議論の時間を合わせて30分程度になります。GSの最大の特徴は参加者同士の心理的な距離が近いということであり、それが質問のしやすさにつながっています。積極的な質問・議論を通して、専門外の物理の知識を深めましょう!

準備について

発表と議論の時間を合わせて1人約30分程度であるため、この時間を目安に作成してください。「私は議論の時間を長めに設けたいから10分程度の資料を作ろう」というように、資料の分量は自由に設定していただいて構いません。

参加について

GSへの参加は強制ではありませんが、例年夏学参加者のほぼ全員が参加しています。交友関係を拡げるチャンスですので、是非参加してみてください。参加登録時に皆さんの専門分野に関するキーワードを挙げてください。それをもとに準備局でグループ分けを行います。

オンライン開催における実施方法

GSは初日の午後、Remoを用いて行います。

詳細は後ほどこのサイト、メールまたは参加者用Slackでお知らせします。