ポスターセッションでご用意致しました各賞の受賞者と発表タイトルの一覧です。 受賞された皆様、おめでとうございます!
第57回物性若手夏の学校においても参加者の皆様のチャレンジをお待ちしています!
·♦◊最優秀ポスター賞◊♦·
田島 裕康 (東京大学大学院工学系研究科)
『3-qubit 純粋状態のLOCC変換』
·♦◊優秀デザイン賞◊♦·
大西 義人 (京都大学大学院理学研究科)
『トポロジカル絶縁体Bi1.5Sb0.5Te1.7Se1.3における時間分解反射率測定』
·♦◊優秀スピーカー賞◊♦·
赤城 裕 (東京大学大学院工学系研究科)
『フラストレート近藤格子系におけるカイラリティ秩序と伝導電子に由来する有効磁気相互作用』
学会に参加したことのある人ならすでにご存知の通り、ポスターセッションとは大きな会場に一斉に発表希望者のポスターを貼り出して行う発表企画です。分科会の説明では学会との違いを強調しましたが、逆にポスターセッションは学会と全く同じです。その特徴はなんといっても発表の双方向性!参加者アンケートでも高い評価をもらっています。
物性若手夏の学校の分科会は敷居が低いと書きましたが、ポスターセッションはさらに敷居が低いです!大勢の前で話す必要は無く、自分の発表内容に興味を持ってくれた少人数(たまに人だかりができたりしますが)に対して話すだけだからです。もちろん夏の学校参加者に自分と同じ専門の人はほぼいないと考えてよいので、分かりやすく説明する力は要求されますが、そこは夏の学校ということで発表練習の場としても活用してもらいたいと思っています。対話を通して相手の反応を見ながら分かりやすく説明する力というのはどこに行っても通用する普遍的な力なので、是非物性若手夏の学校のポスターセッションで発表してみませんか?
ちなみに、例年多数のM1がポスター発表しています。「敷居が低いとはいえ口頭発表はちょっと 」という方は是非ポスター発表に挑戦してみて下さい!自分の研究をまとめてみるとてもいい機会にもなりますよ。
物性物理とひとくくりに呼んではいますが、参加者の研究内容は本当に多岐に渡ります。これだけ幅広い内容のポスターが一堂に会すポスターセッションはなかなかありません。ただぶらぶらするもよし、一つの発表に食いつくもよし。また、タイトルと概要を読んでもよくわからない発表でも、研究している本人の口から語られる言葉を聞けばおもしろさが伝わってくるものです。ポスターセッションでは話し手としてはうまく説明する能力が必要ですが、聞き手としても研究内容のおもしろさを聞き出す力が重要です。とにかく積極的に質問してみてください!
日時 | 8/3(水)4(木)13:30〜15:00 |
発表時間 | 発表者がポスター前にいるコアタイムを二日に分けて指定します。詳細は当日配布します。 |
場所 | 富士桜の間 |
形式 | 1人あたりパネル1枚(縦115cm×横85cmの予定)を割り当てます。 A0ポスターでもPDFやスライドをもとにしたA4複数枚どちらでもかまいません。 |
発表申込 | 物性若手夏の学校参加登録時に受付 |
概要〆切 | 6/22(水) テンプレートはこちらを参照。 夏の学校当日に分科会の概要とまとめて参加者に配布します。 |