➤ グループセミナー(GS)とは?

グループセミナー(GS)とは、1グループ7,8人の学生が集まってセミナー形式でディスカッションを行うプログラムです。例年は研究分野の近い学生同士を集めてグループにしていましたが、2009年度より「分野横断型GS」という形式が始まりました。「分野横断型GS」は、異分野の学生同士でグループを組み、各人の興味や研究内容に応じて様々な内容でセミナーを行うGSです。前年度、一昨年度共に分野横断型GSはたいへん好評をいただきましたので、今年も同様に「分野横断型」で行いたいと思います。

これは、様々な分野の学生が集まる物性若手夏の学校だからこそ出来る企画です。普段接する機会の少ない他大学・他分野の学生と議論することで、参加者のみなさんには、いつもと違う世界の広がるような経験を、と期待しています。今年のテーマ「研究と人生の指針-Beyond the Compass of Your Field-」にかけまして、参加者のみなさまに、研究や人生をより良くする新しい出会いがあればと思います。

➤ 発表について

発表内容について

発表内容は基本的には自分の研究分野についてです。 分野横断型なので、イントロ的な内容を重視した発表をお願いします。現代の研究者には、どんな相手にも自分の研究内容をわかりやすく伝えるスキルが求められています。このGSは、自分の研究を専門外の人に説明するという貴重な練習の場にもなると思います。

まだ研究内容が決まっていない方は、今自分が興味を持って勉強していることや、論文の紹介等でもかまいません。「こんな簡単なこと、誰でも知ってるよ。」と自分では思うかもしれませんが、専門外の人にとっては新しい発見があったりします。あまり肩肘を張らずに気軽に参加してください。

発表時間/形式について

一人当たり20〜30分です。形式は「発表」と「質疑応答」となります。
GSは、参加者同士の距離の近さが最大の特徴であり、その近さが発表や質問のしやすさにつながります。そこを活かして、GSを盛り上げてくださいね。

用意してほしいもの

レジュメを用意しましょう。 できればグループ全員分のレジュメがあると良いかと思います。
また、今年は停電の影響を考慮して、GSでのプロジェクターの使用は無しにしました。動画や写真を見せたい場合は、ご自身でパソコンを用意してください(※充電を忘れずに)。

➤ 参加について

GSへの参加は強制ではありませんが、例年夏学参加者はほぼ全員が参加しています。不参加ももちろん可能ですが、GSは友達作りのいいチャンスですので、ぜひ参加してください。
参加登録時にみなさんの専門分野等に関するキーワードを挙げてください。それをもとに、1つのグループに色々な分野の参加者が集まるように準備局でグループ分けを行います。

➤ チューターに関して

チューターは立候補または準備局からの依頼という形で、各グループ一人ずつ選出します。

チューターの主な仕事

グループごとでの交流の促進(メーリングリストを準備局員が作成し、参加登録が終了してからお送りします)や当日の司会進行をお願いします。
参加登録時にチューターの希望をとります。グループ内の意見のとりまとめやセミナーの司会進行というのは、非常に良い経験になると思いますので、興味のある方はぜひ挑戦してみて下さい。 立候補お待ちしております。


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