53rd Condensed Matter Physics Summer School 2008

大学院修了者のキャリアパス —現状と可能性—

三浦 有紀子

1988年京都薬科大学 薬学部 卒業
同年同大 副手および助手
1996年静岡県立大 薬学部 研究生
1998年博士(薬学)取得
同年米国立衛生研究所 研究員
2001年国立感染症研究所 細胞化学部 協力研究員
2003年文部科学省科学技術政策研究所 上席研究員
2008年日本物理学会 キャリア支援センタープロジェクトサブマネージャー
現在東京大学先端科学技術研究センター 産学連携コーディネーター
8歳の息子と4歳の娘、独立行政法人で研究をしている夫がいます。

メッセージ

自分の将来を考える上で、まず自分自身の希望は何なのかを明確にする必要があります。
そして次に、その希望を叶えるためにはどうすればよいのかを考えると思います。
その際の参考情報として、私が2003年から現在までに関わった調査結果や既存統計等から読み取れることを、分野の特性等を考慮しながらお話しします。
さらに、研究人材を取り巻く政策的な動向についても触れたいと思います。

また、これらマクロデータとともに、望むキャリアを手に入れるために、他の人たちは何をしたのかという数々の個別事例なども紹介したいと思います。