物理学を学び研究している大学生・大学院生の皆様、こんにちは。
第63回物性若手夏の学校校長の丸山玄徳です。
「物性若手夏の学校」とは、普段は各大学などで研究・勉学に励んでいる物性分野の若手研究者が集まるサマースクールです。本学校では各分野の最先端で活躍されている先輩研究者の方々の御講演から新しい知見や刺激を受けたり、発表などで自身の研究を発表し、ディスカッションを通して同世代の研究者と熱く議論するまさに"物理漬け"な5日間を過ごすことができます。
本物性若手夏の学校は様々な理工学の分野にある夏の学校の中でも最大規模の夏の学校です。そんな物性分野全体からたくさんの参加者が"全国・全世界"集う若手の会だからこそ、さまざまな分野の知識を吸収し、他分野へ自分の研究を発信することのできる異分野交流が可能です。講師の先生方や他の参加者との議論を通して、研究に対する更なるモチベーションの向上、研究の方向性を探るきっかけ、これからの研究人生においてプラスになる人脈など、様々なものを得ることができる場となるよう、スタッフ一同準備に励んでおります。
皆さまが本夏学に参加される5日間で自らの研究に対する新たな創造が得られますよう、そのような有意義な場を作れるようスタッフ一同全力で取り組んでおりますので、たくさんの大学院生・学部生の方々のご参加を心よりお待ちしております。
それでは皆様とお会いできるのを、スタッフ一同、楽しみにしております。
また、末筆ではございますが本年も第63回物性若手夏の学校開催に当たって、研究機関や財団からの御援助、学会からの御後援、各協賛企業および個人からの御支援いただきましたこと、そして快く協力してくださる講師の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
第63回物性若手夏の学校校長 丸山玄徳